内容説明
本書では、人間がかかわらない自然界の気候変動の原因となりうる太陽活動と地球表層までのエネルギーの通り道である地球上層の事象を取り上げ、最新研究成果を要約し、温暖化が生物や人類に与える影響を分析・予測した結果と評価を行うに際しての基本的な考え方を提示する。
目次
第1章 太陽活動と地球
第2章 太陽地球系システムにおける気候変動
第3章 長い時間からみた現在の気候環境の成立
第4章 氷に記録された過去の気候・環境を解読する
第5章 文書記録と観測データから読みとる気候変動
第6章 地球温暖化と生物
第7章 人類の進化と多様性―そのダイナミズムと気候変化の影響
第8章 地球温暖化問題の考え方
著者等紹介
野上道男[ノガミミチオ]
日本大学文理学部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。