光人社NF文庫
大本営報道部―言論統制と戦意昂揚の実際

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784769824855
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0195

内容説明

大本営発表のデマ宣伝はいかにして流されたのか。情報操作と言論弾圧の現場を陸軍新聞班の創設時から眺め絶大な力を握った軍人たちの戦時下の活動を伝える話題作。

目次

第1章 報道部の発足
第2章 日米開戦
第3章 アメリカの反攻
第4章 南海の死闘
第5章 頽勢いかんともしがたし
第6章 敗戦

著者等紹介

平櫛孝[ヒラクシタカシ]
1908年、広島市に生まれる。広島陸軍幼年学校、陸軍士官学校、陸軍大学校卒。陸軍野戦砲兵学校、陸軍砲工(科学)学校教官、陸軍省軍務局付、陸軍省(大本営)報道部員、留守第3師団参謀、第43師団参謀兼第31軍参謀兼中部太平洋艦隊参謀を経てサイパン戦に参加。陸軍中佐。1980年2月、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hexia

2
いまや「大嘘」の代名詞となってしまった「大本営発表」の中の人が書いた本。後書きにもあるように著者が報道部に在籍した期間が短かったため内容が散漫だが、開戦・終戦時の新聞記事比較など面白い試みもある。敗北を糧として、新生日本は情報を客観的に分析し、迅速果敢な決断をするように… あれ、私 なんだか泣けてきました2009/07/31

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