内容説明
英独仏伊などヨーロッパの列強艦艇からスペイン、フィンランドなど知られざる海軍艦艇まで、22隻の“航跡”を描いた撃沈物語―三角波が襲いくる大西洋、北海の凍てつく海上をはるか水平線上に現われる艦影を追いもとめた欧州海軍の誇りと伝統。ジュットランド沖の大砲撃戦から二次大戦まで図版と写真で詳解。
目次
第1部 WW1からWW2まで(ドイツ軽巡洋艦「エムデン」;ドイツ装甲巡洋艦「ブリュッヒャー」;イギリス戦艦「トライアンフ」;ドイツ防護巡洋艦「ケーニヒスベルク」 ほか)
第2部 WW2(イギリス仮装巡洋艦「ラワルピンディ」;イギリス駆逐艦「グロウウォーム」;ドイツ重巡洋艦「ブリュッヒャー」;フランス戦艦「ブルターニュ」 ほか)
感想・レビュー
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ききき
1
スオミ海軍 海防戦艦イルマリネンの章があったので購入。バルト海ではナゼ機雷戦がメインだったのか、など船そのものの運命以外にもを知ることもできた。装甲巡洋艦や巡洋戦艦など艦艇の進化が激しい時期に行われた新旧艦での海戦はどうしてそう艦艇が変化していったのかなどを知ることができとても面白かった。本国が降伏して指揮系統が混乱している状況で米英と戦ったアフリカフランス艦隊の逸話や、仮装巡洋艦のがっつり偽装した写真なども載っていて、戦争という一応ルールがあるのにそこまで偽装してOKなの?と発見が多くとても興味深かった2015/01/21
HMAS タモリ
0
ヨーロッパ諸国の活躍した軍艦がわかりやすく紹介されていて素人には有難かった…ただ今となって見ると所々間違いもあるし、それは残念…だけど、読む価値はあると思う。2016/03/14