光人社NF文庫
幻の戦闘機―「零戦」後の陸海軍機の開発秘話 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 271p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784769821670
  • NDC分類 538.7
  • Cコード C0195

内容説明

大戦下の厳しい状況の中で、物量を誇る米軍機に対抗すべく、画期的な戦闘機づくりに賭けた航空技術者たちの知られざる戦い―烈風、陣風など、戦場の空を飛ぶことなく潰えた“幻の名機”の全貌を捉え、戦後の技術大国日本の発展の礎となった開発精神の神髄を描いた感動のノンフィクション。写真図版百点収載。

目次

第1章 悲劇のロケット戦闘機―「秋水」
第2章 幻の名機の運命―「烈風」
第3章 高度一万メートルの壁―キ87、キ94
第4章 恐るべき未完の甲戦―「陣風」
第5章 双発の戦う翼―キ96、キ102、キ108
第6章 B29を迎撃せよ―「天雷」「電光」
第7章 空飛ぶ砲兵―キ109、キ93
第8章 液冷エンジンの高速機―キ60、キ78
第9章 時速八百キロの鴨―「震電」
第10章 変わり型試作機―キ98、「閃電」
第11章 難航したジェット機―「橘花」「火龍」

著者等紹介

碇義朗[イカリヨシロウ]
1925年、鹿児島生まれ、東京都立航空工業学校卒。陸軍航空技術研究所をへて、戦後、横浜工業専門学校(現横浜国立大学)卒。航空、自動車、鉄道などメカニズムと人間のかかわり合いをテーマにドキュめントを発表。航空ジャーナリスト協会会員。横浜ペンクラブ会員。自動車技術会会員。カナダ・カーマン名誉市民
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