内容説明
敵機大小八十七機を撃墜し、ゼロファイターのトップに躍り出た長身、白皙の偉丈夫。エース西沢の戦いの航跡と、磊落、剛胆、細心の心の葛藤を描き切った待望ひさしい零戦空戦記録！燃えつきた二十四歳十ヶ月の生涯。
目次
第１章 南太平洋の海（不時着水；回想 ほか）
第２章 死闘の航空戦（生還；一騎当千 ほか）
第３章 反攻の狼煙（ガダルカナルの攻防；消耗と疲弊の日々 ほか）
第４章 積乱雲の彼方（死力の果てに；内地の土 ほか）
著者等紹介
武田信行［タケダノブユキ］
昭和１４年、兵庫県西宮市夙川に生まれる。３８年、同志社大学文学部英文学科卒業、兵庫県立高等学校教諭。５８年音楽雑誌「音楽鑑賞教育」第一六回論文募集に応募、優秀賞受賞。６０年、三木市で三木室内管弦楽団を結成。現在、兵庫県三木市在住
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感想・レビュー
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ビートオデッセイ
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第二次大戦の日本のエースパイロット西澤廣義の自伝です。本人は輸送機に乗っている時に撃墜されて亡くなっているので本人が執筆してはいないです。 開戦からレイテ沖海戦での特攻機支援までを戦っており連合軍の物量の前にどんどん劣勢になってゆく様子が戦闘機乗りの視点で良く分かります。ラバウルでの「大空のサムライ」坂井三郎との話は興味深いです。2014/04/28
