出版社内容情報
親切な行為は道徳的に正しいだけではない。「情けは人のためならず」という言葉のとおり、親切にした本人をも幸せにし、健康によく、アンチエイジング効果があり、人間関係を充実させ、しかも「波及効果」がある。このように親切が心と体にいいのは、親切をすると「幸せホルモン」オキシトシンが分泌されるからだ。本書では、親切のいい意味での「副作用」とオキシトシンの関係、オキシトシンの増やし方などを、最新の心理学、医学、生理学社会学の研究結果を引用しつつ、わかりやすく解説する。
内容説明
スコットランドの有機化学博士が突きとめた、人に親切にするだけで得られる五つの驚くべき「副作用」とは?最新の知見が満載!
目次
第1の副作用 親切は、幸せをもたらす(親切って、そもそもどんなことだろう?;科学が証明する「幸せの財産」のメカニズム ほか)
第2の副作用 親切は、心臓と血管を強くする(なぜ、親切にすると心があたたかくなるのか?;親切で、愛のホルモン「オキシトシン」が分泌される! ほか)
第3の副作用 親切は、老化を遅らせる(一番のアンチエイジングは、親切にすることだ;寿命のすべては遺伝子に組みこまれている? ほか)
第4の副作用 親切は、人間関係をよくする(あなたなら、結婚相手に何を望む?;一番親切な人が生き残る「適者生存」の法則 ほか)
第5の副作用 親切は、伝染する(一つの親切がプラスの連鎖を引き起こす;「世界を抱きしめたくなる」波及効果の源とは? ほか)
著者等紹介
ハミルトン,デイビッド[ハミルトン,デイビッド] [Hamilton,David R.]
イギリス、スコットランド出身。グラスゴーのストラックライド大学で生物化学・医薬品化学を専攻し首席レベルで卒業後、有機化学で博士号を取得。博士号取得後、イギリスの大手製薬会社で心血管疾患とガンの新薬開発に4年間従事。退職後、国際救援慈善団体「スピリット・エイド」を共同で設立し、2年間理事を務める。職業教育カレッジで教えたり、グラスゴー大学で指導員を務めたりしながら執筆活動を開始。科学の知見を日常生活に結びつけ、わかりやすく紹介するワークショップを開催し、講演活動も行っている
堀内久美子[ホリウチクミコ]
上智大学外国語学部フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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