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内容説明
ブッダの一生からお寺のまわり方、居酒屋で使える仏教雑学まで解説した、仏教をこよなく愛する芸人がおくる、笑って学べる仏の教えとは?
目次
第1章 仏教はここから始まった―お釈迦さんってどんな人なん?(お釈迦さん?ブッダ?仏さん?仏教開祖の名前がいっぱい;「釈迦」にはトヨタ的な意味がある ほか)
第2章 仏教はこんなこと言ってはるんです(仏教とは生きてる間の人生哲学!;実体なんか存在しない「諸行無常」と「諸法無我」 ほか)
第3章 日本の仏教ってこないなってるんです(大乗仏教はインドからどこにツタワッタン?;「午後に御参拝」で日本に到着 ほか)
第4章 笑い飯 哲夫流 ブッダも笑う仏像とお寺の話(仏像は「浣腸されている」と思って見るべし!;菩薩と大日如来の「アクセ」のわけ ほか)
第5章 仏教ってこんなとこにもあるんです(「くしゃみ」も実は「仏教用語」なんです;お寺には「隠れ徳川」がある! ほか)
著者等紹介
笑い飯哲夫[ワライメシテツオ]
1974年奈良県出身。関西学院大学文学部哲学科卒業後、2000年に西田幸治とお笑いコンビ「笑い飯」を結成し、2010年にM‐1グランプリ優勝を果たす。幼い頃から般若心経に関心があり、独学で仏教について研究する。2011年には東大本郷キャンパスにて「笑い飯 哲夫のおもしろ仏教講座」を開講。2015年より奈良国立博物館の文化大使を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
193
まあまあおもしろかった。関西圏の語彙が混じり、不思議なリズム感のある文章と、仏教の教えをカレーやチョコレートなど、めちゃくちゃ馴染みのある食べ物で例えたりするところはすごくおもしろい。ただ、その一方で、本の中でおもしろいところとそうじにいところの差が激しくて、その意味でも笑い飯っぽいなーと思ったり思わなかったり。もう少し図やイラストがあってわかりやかったらよかったのになーと。2018/12/24
ぱんにゃー
109
【下ネタ封印】 前作『えてこでもわかる 笑い飯 哲夫訳 般若心経』では、下ネタもふんだんに入っていました。 この本は安心して読めました。 面白い♪ 私は、関西弁で語られると、ついつい聞き入ってしまいます(^ω^)2016/03/21
aqua_33
57
仏教にも仏像にもお寺さんにも興味あるわけではないけど、Twitterでぷち話題になっていたのでミーハー的に読破。子どもの頃から般若心経が面白いと感じたとか墓参りが好きとか、笑い飯の哲夫さんは根っからの仏教好きなんですね。すごく分かりやすく噛み砕いて書かれているのはご自身がそれなりにシッカリ理解してなきゃ出来ないことだし。お笑いさんらしくちょっと下品な例えもあったけど「なるほど!」と感じるお話が盛り沢山で楽しめました。《2018年62冊目》2018/03/20
レアル
50
「難しい事を難しく話すのは易しく、難しい事を易しく話すのは難しい」いや、むしろ同じ内容でも正確な資料を理論的に展開する骨太の本よりも、内容は薄くても譬喩が豊富で具体例が興味深い本の方が大衆に受ける。文章を読んでいる人が難しいと感じるのは書いている人が楽をしているから。分かり易い文章だなと思えるのは書く人が苦心している。そんな言葉を思い出す本。先程「内容が薄くとも~♪」と書いたがそれはモノの例えで、こちらの場合は内容も全然薄くない。抑えるところをきちんと押さえて書かれてあるし…。いや~面白い。2020/03/29
よこたん
41
仏教好きだとは聞いていたけど、こんなに詳しくなおかつ楽しげに語ってくれるとは思わなかった。わかりやすく例える話が、さすが笑い飯。“この世はカレーです。大きい大きい鍋に入ったカレーです。”仏教の世界観をこんなふうに捉えるなんて、自由なようですごく深いのかも。「鍋のカレーは掬ったカレーであり、掬ったカレーは鍋のカレーであり」どのみちカレーである、か。なんかわからなくなってきた(笑) 〈知らないことがあるからシャンプーも怖い〉の章には、すごく納得。シャンプーから連鎖が始まって、おばけにつながるから怖いんだね。2017/01/02