汲古叢書<br> 建国大学の研究―日本帝国主義の一断面

汲古叢書
建国大学の研究―日本帝国主義の一断面

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  • サイズ A5判/ページ数 448,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784762925481
  • NDC分類 377.28
  • Cコード C3322

内容説明

建大の創設は一九三八年で、日本の敗戦と同時に崩壊したから、僅か六年半しか存在しなかった学校である。日本帝国主義の東北植民地支配の記念碑ともいうべき存在である。当然、建国大学を操縦したのは関東軍であったが、多くの日本人はこの事実を見落してきた。著書は日本帝国主義の一断面として建国大学を考察する。

目次

第1章 建国大学の創設
第2章 建国大学の開学
第3章 建大の学生たち
第4章 民族協和の虚構―副総長作田の退任
第5章 建国大学の末期
第6章 建国大学の崩壊

著者等紹介

山根幸夫[ヤマネユキオ]
1921年兵庫県に生まれる。1947年東京帝国大学文学部東洋史学科卒業。1990年東京女子大学名誉教授
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