内容説明
本書は、最先端の微生物のゲノム構造解析の手法をわが国に導入し、ゲノムからの微生物研究を立ち上げることを目指した、海洋科学技術センター・ゲノム解析研究チームおよび学術振興会・未来開拓学術研究推進事業に支援された北里大学を中心とする研究チームが協力して開発してきた実践的プロトコールをまとめたものである。
目次
第1章 フィジカルマップの作成(染色体DNAのサイズ決定;制限酵素AscI、Sse8387Iによるフィジカルマップの作成 ほか)
第2部 シークエンシング(ホールゲノムショットガンシークエンシング;λファージライブラリーシークエンシング ほか)
第3部 コンティグの構築から全塩基配列決定へ(一般的なアセンブリング;GenomeGamblerによるアセンブリング ほか)
第4部 アノテーション(GenomeGamblerシステムを用いたアノテーション;一般的な遺伝子解析ツールを用いたアノテーション)
著者等紹介
小笠原直毅[オガサワラナオタケ]
奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス科
高見英人[タカミヒデト]
海洋科学技術センター・極限環境生物フロンティア
久原哲[クハラサトル]
九州大学大学院生物資源環境科学府
服部正平[ハットリマサヒラ]
ゲノム科学総合研究センター
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