青年期カウンセリング入門―青年の危機と発達課題

青年期カウンセリング入門―青年の危機と発達課題

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761006518
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

本書の構成は「実際例」をたしかめてから「理論化」へ進むという方針のもとに、大きく分けて次の三つの部分からなっている。第1部では思春期・青年期カウンセリングの実際例―まずどんな問題が青年に生じているのかを知る。第2部ではカウンセリングに関する教育的な活動の諸側面および研修をめぐって―なまかじりのカウンセリングまがいの関わりが青年たちを傷つける場合があるので、「研修」の問題は特に留意してとりあげた。第3部では思春期・青年期の発達論―いま、この若者がどういう課題に直面しているのか、それをどのように支援することができるかという手がかりを発達課題に求める。臨床心理士・カウンセラー・青年心理学研究者ら現在第一線で活躍中の21名による、心理的援助の専門職、教師、学生はもちろん、青年の心にかかわる人の基本書・必携書。

目次

第1部 危機にたつ若者たち(概説 青年期の発達課題と挫折をめぐって―事例の解説;前青年期・青年前期の問題;青年中期の問題 ほか)
第2部 どのようにかかわるか(概説 青年とのかかわり方をめぐって;青年とかかわる基本姿勢;青年期カウンセリングのねらいと心すべきこと―青年の攻撃性へのアプローチ ほか)
第3部 青年期の理解―自我の成長と挫折(概説 青年期の発達段階と自我の課題;青年期における人格発達の軌跡;「自分らしく」生きるために)