内容説明
本書はカウンセリングをまなびたいと思っている人たちや、現にまなんでいる人たちに、それぞれの分野で活躍中のカウンセラーの生の声を伝えることを第一義としている。クライエントとのふれあいを通して生きるそれら30名を数える人間群像の息吹は、実像としての人間的なカウンセリング活動のありのままの姿をさらすことによって、人間援助の中核を形成する相談助言活動の奥の深さと幅広さを顕にする。
目次
第1章 カウンセラーの人間性
第2章 カウンセラーの悩みと生きがい(学校・教育の中で;産業・組織の中で;地域・社会の中で;実践・体験の中で)
第3章 カウンセラーへの助言(カウンセラーとクライエントの間隙;存在のしかたとクライエントのニーズの把握)