講座家族心理学 〈第5巻〉 生と死と家族

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講座家族心理学 〈第5巻〉 生と死と家族

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  • サイズ A5判/ページ数 284p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784760893058
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C3311

内容説明

第5巻では、病気や老いそして死という人間にとって普遍的な体験に注目し、それらにかかわる現代家族の問題点を考察する。これらの危機的状況に対して、現代の家族はどのような脆さを持っているのか。その危機を乗り切るには、現代の家族に何が必要なのか。あるいは、病・老・死への取組みから、どのような家族の再生が可能なのか。弱体化しつつあるとされる現代の家族に対して、どのような医療的・社会福祉的援助が必要とされるのか。

目次

第1部 健康・病気をめぐる家族の諸問題(こころとからだの健康と家族;妊産婦の精神衛生と家族の問題;慢性疾患患者と家族―セルフケアと介助ケア;先天性心疾患児をかかえた家族;腎移植をめぐる家族の問題)
第2部 老いと死をめぐる家族の諸問題(長寿社会の到来と家族の問題―成熟社会への期待と不安;老人をめぐる家族の諸問題;老人医療・福祉施設からみた家族の問題)
第3部 家族援助にかかわる諸問題(末期ケアと家族;ホームケアにおける家族の問題;家族援助に果たす医療者の役割―ソーシャルワーカーの立場から;死別と哀悼過程への心理的援助;「家族への援助」をめぐる宗教家の発言)