子どもと本
読む力を育てる―マーガレット・ミークの読書教育論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760122677
  • NDC分類 019.2
  • Cコード C0090

出版社内容情報

1974年の初版から20年後の改訂を経て現在まで読み継がれている古典的名著(Learning to read)。赤ちゃんから14歳までを5つの段階に分け、各ステージにふさわしい読書指導のあり方を懇切に説く。最新ブックリスト付き。

内容説明

赤ちゃんから14歳までを5つのステージに分け、読書指導のあり方を懇切に説いた古典的名著。最新ブックリスト付き。

目次

第1章 リテラシー―読む力、書く力
第2章 初めの段階―五歳以前
第3章 新しいパートナーシップ―五歳から
第4章 七歳は大切な年齢
第5章 十一歳前後
第6章 一生の楽しみにするか、迷子になった若者になるか?

著者等紹介

ミーク,マーガレット[ミーク,マーガレット][Meek,Margaret]
本名マーガレット・ミーク・スペンサー。教師、評論家、児童書の批評家。ロンドン大学教育研究所名誉準教授。同研究所で長年にわたり文学と識字、特に児童文学の研究と、国語教育に携わる教師の指導をしてきた。そのかたわら、学校教育における子どもの読み書き能力を伸ばすために、数々のグループに加わって、精力的に活動を続けている。1970年に児童文学への多大な貢献により、エリナー・ファージョン賞受賞。1996年国際読書協会によりReading Hall of Fame(読書殿堂)の一員に選ばれた

こだまともこ[コダマトモコ]
1942年、東京生まれ。出版社勤務の後、児童文学の創作と翻訳の仕事を始める。白百合女子大児童文化学科講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぴー

4
引用メモ 識字能力を持つということは、単に読み書きができるということではなく、いかにも権威があるように書かれた文書でも疑ってみることができるという能力である。公共料金の通知を理解するのは、料金を払うことと同じくらい重要である。2017/09/26

サカナ男

2
読む力を伸ばすコツは、親と子が共に学ぶこと。親の本に対する考え方、態度を子はそのまま受け入れる。まず親が読むことを楽しむ。読むことは遊びの一種。読むのを嫌がったら強制しない。子どもが選んだ本を蔑まない。2013/07/04

ng

1
卒論用2017/04/10

教育問者

1
とにかく本を読む態度を子どもに育てたいという作者の強い思いが見える。自分が読書しないのに、子どもにだけ本を読めというのは最悪の読書ブレーキ。まず、私が子どもにとって読む環境の一部にならないと駄目ですね。親と教師の読書態度が問われているのです。2011/06/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/172224
  • ご注意事項