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出版社内容情報
「脳はいま,化学の言葉でどこまで語れるか?」をコンセプトに,脳に関連する「化学物質」を,それらの種類や分布,動態,脳機能における役割などについて解説.また,近年脳に応用されるようになった分析手法についてそれらの仕組みからテクニックまで紹介.脳を化学の視点から研究する人にとって,基礎から実用まで使える一冊.
巻頭カラー
?.脳の基礎(脳はどのようにできているか/脳の基礎神経伝達物質とその作用点/他)
?.脳神経系の分子(神経伝達物質とそれらの受容体のダイナミクス/グリア細胞機能とグリオトランスミッター/他)
?.脳神経機能における素過程・構造をコントロールする分子群(カリウムチャネル,ナトリウムチャネル/カルシウムチャネル/シナプス可塑性/他)
?.脳神経系の高次機能・構造をコントロールする分子群(神経栄養因子とサイトカイン/接着分子と神経回路形成/細胞移動と脳層構造の形成/他)
?.神経の分子的研究におけるテクニック(神経伝達物質受容体の可視化および活性制御の新手法/PET分子イメージングによる脳機能解明/磁気共鳴画像/他)
森 泰生[モリ ヤスオ]
編集
尾藤 晴彦[ビトウ ハルヒコ]
編集
目次
1 脳の基礎(脳はどのようにできているか;神経はどうやって興奮するか―膜の興奮性、活動電位、跳躍伝導 ほか)
2 脳神経系の分子(興奮性神経伝達物質とそれらの受容体のダイナミクス;抑制性神経伝達とその分子基盤 ほか)
3 脳神経における素過程・構造をコントロールする分子群(カリウムチャネル、ナトリウムチャネル―機能、構造、構造機能連関、機能調節機構;カルシウムチャネル ほか)
4 脳神経系の高次機能・構造をコントロールする分子群(神経栄養因子とサイトカイン―神経分化、発達、可塑性での役割;接着分子と神経回路形成―複雑な神経回路形成にかかわる接着分子群 ほか)
5 神経の分子的研究におけるテクニック(神経伝達物質受容体の可視化および活性制御の新手法;PET分子イメージングによる脳機能解明 ほか)
著者等紹介
森泰生[モリヤスオ]
1960年生まれ。1985年京都大学工学研究科合成化学系修了。現在、京都大学大学院工学研究科教授
尾藤晴彦[ビトウハルヒコ]
1965年生まれ。1993年東京大学大学院医学系研究科医学博士課程修了。現在、東京大学大学院医学系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。