マンガで学ぶ生命倫理―わたしたちに課せられた「いのち」の宿題

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マンガで学ぶ生命倫理―わたしたちに課せられた「いのち」の宿題

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  • サイズ A5判/ページ数 148p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759815429
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0012

出版社内容情報

1.生殖医療-姉の三人目の子ども
2.がん告知とインフォームド・コンセント-祖父のお見舞い
3.中絶と胎児の権利-同級生の妊娠
4.能力・肉体の改造(エンハンスメント)-試験勉強中の誘惑
5.終末期医療と安楽死-父の葛藤
6.生体臓器移植-優介の告白
7.クローン技術-ペットは二代目
8.ES細胞とiPS細胞-ケヴィンの弟
9.寿命と永遠の命-加奈美の不安と願い
10.脳死と臓器移植-あいつが来ない日

内容説明

iPS細胞、脳死、クローン人間、がん告知、出生前診断…ひとりの女子高生の体験を通して感じ、知り、考える、新しいかたちの入門書。

目次

1章 生殖医療「姉の三人目の子ども」―生殖補助医療はどこまで使ってよいのか?
2章 がん告知とインフォームド・コンセント「祖父のお見舞い」―患者に本当のことを伝えるべきか、嘘をつくべきか?
3章 中絶と胎児の権利「同級生の妊娠」―中絶は「殺人」なのか?
4章 能力・肉体の改造(エンハンスメント)「試験勉強中の誘惑」―薬を用いて能力を高めることは許されるか?
5章 終末期医療と安楽死「父の葛藤」―安楽死は許されるのか?
6章 生体臓器移植「優介の告白」―家族に負担をかける生体臓器移植は正しいのか?
7章 クローン技術「ペットは二代目」―「クローン人間」をつくることは許されるか?
8章 ES細胞とiPS細胞「ケヴィンの弟」―幹細胞研究は人間の未来をどう変えるか?
9章 寿命と永遠の命「加奈美の不安と願い」―永遠に生きられるのは望ましいことか?
10章 脳死と臓器移植「あいつが来ない日」―脳死は人の死なのか?

著者等紹介

児玉聡[コダマサトシ]
1974年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学大学院医学系研究科専任講師を経て、京都大学大学院文学研究科准教授。専門は、倫理学、生命倫理学、政治哲学

なつたか[ナツタカ]
京都精華大学マンガ学科卒業。関西圏を中心に実用書やパンフレットのマンガを描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおた

10
医療とは関係ない仕事をしていると、生命倫理について考える機会がなかなかない。最近、長生きは健康のバロメーターになっていることが疑問に思えたので、手に取ってみた。サブタイトルにあるように「いのちの宿題」で、昨今の技術革新で医療が進化するに伴い、技術をそのまま用いると倫理的な問題も生まれる。生命倫理を考えるためのスタートになる良い一冊なのだけど、各章で取り上げられている映画・小説は短い中にピンポイントでネタバレが仕込まれているので注意!巻末の一覧を参照しよう!2019/08/04

ジャックン

9
元々生命倫理に少し興味があったが大学で生命倫理に関する講義を受けて以来一層興味が湧いたため読了。生物学を専攻している身としては身近なテーマばかりであるものの改めてまとめて深く考えてみるきっかけとなり、さらに新たに知識も得られたため読んでよかった。本質的な問題の一つは『線引き』であると感じられた。将来研究者になれるかは分からないが、こういった問題を常に念頭に起きながら取り組めるようにしたい。また『会えるうちに会っとけ』は本当にその通りだと思う。人間いつ死ぬか意外と分からないものだから……。2020/03/08

ミズグ

6
マンガのストーリーのなかで、事故にあった優介は最後、臓器の移植は行われなかった。そのことを少し深く考えてみた。市民への啓発活動はいかなるものか。マンガのなかで加奈美が「自分で考えることに意味があるんだと言うように。社会の一員として、また医療を受ける患者や家族として、生命倫理について考え、学びたい。2013/07/08

hayata_yamamoto

5
生命倫理に関わる様々なトピックを漫画と解説で紹介する書籍。生命科学は特に倫理観と触れる機会が多いとは思っていたが、実際に読んでみると考えるべきトピックの多さと問題の難しさが尋常ではないなと率直に感じた。先進的な医療行為1つとっても、様々な意見が存在している。しかし、逆に言えばこれほどセンシティブな領域であるからこそ、丹念に議論が行われているようにも感じた。明日我が身とはよく言ったものだが、難しいトピックだからこそ、頭の片隅において、自分なりの意見を醸成して行くのが大切であると思う。漫画は悲しかった…2020/05/19

Schuhschnabel

4
生命倫理の主要なトピックは網羅されているし,マンガの展開も自然で伏線も張られているし,よく練られた本だと思う。哲学的議論で頭がこんがらがったときには実際の事例や直観的判断に立ち返るとよい,という教訓をえたような気がした。2016/12/15

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