出版社内容情報
ことばとそれに係わる多くの領域に見られる「不思議」な現象を、上下巻96名の専門家が平明に解説。ことばの面白さ、満載の読み物。本書は、英語や日本語など、ことばとそれに関係する多くの領域(ことばの音・文法・意味・語用、ことばの発達・誕生・変化・教育、ことばと社会)に見られる「不思議」な現象を、平易に、分かりやすく解説したものである。誰もがことばの面白さや不思議さを満喫でき、ことばの世界を鳥瞰できる楽しい読み物として編まれている。上・下巻を合わせ、それぞれの分野の専門家96名が結集し、ことばの幅広い領域を解き明かす。
高見健一[タカミ ケンイチ]
学習院大学教授。
行田勇[ギョウダ イサム]
大妻女子大学教授。
大野英樹[オオノ エイキ]
拓殖大学助教。
内容説明
英語や日本語など、ことばとそれに関係する領域(文法・意味・語用)に見られる「不思議」な現象を、平易に、分かりやすく解説。誰もがことばの面白さや不思議さを満喫でき、ことばの世界を鳥瞰できる楽しい読み物として編まれている。
目次
1 ことばの仕組み―文法(おかしな関係節の話;動詞・名詞の意味構造;「だ」の分布について―「だ」の正体は何「だ」? ほか)
2 ことばの仕組み―意味(五感、身体感覚と意味の創造性;“ダチョウ”と“ガチョウ”と“カチョウ”はなぜ区別できるのか?―カテゴリー構造の謎に迫る;「ブラジルの首都」は曖昧?―疑問の意味を表す名詞句 ほか)
3 ことばの仕組み―語用(アイロニーの仕組み―同じことばが違う意味を伝える不思議;会話の含意はどのように解釈されるか?;2種類の言外の意味 ほか)