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ハルキ文庫
埋みの棘―鎌倉河岸捕物控

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784758432535
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

金座裏の政次は、ある日奉行所の内与力より呼び出しを受け、水戸藩の老中澤潟との関わりを尋ねられた。澤潟の名には覚えがなかったものの、政次と亮吉、彦四郎には、十一年前の藩士との出来事が思い出された…。一方、造園竹木問屋・丸籐の番頭が殺され、政次らはその事件を追うことになるが―。探索が難航し、苦悩する政次。そんな折、三人は謎の刺客に襲われる。十一年前の出来事が新たな火種を生んだのか。時代の渦に巻き込まれた政次たちの命運は!?大好評シリーズ第十弾。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。71年より74年末までスペインに滞在、闘牛社会を取材。以後、スペインをテーマにしたノンフィクション『闘牛士エル・コルドベス1969年の叛乱』『闘牛はなぜ殺されるか』、小説『ゲルニカに死す』を発表。1999年、初の時代小説『瑠璃の寺』(文庫化に際して『悲愁の剣』と改題)を発表後、『密命』シリーズをはじめ、『死闘!』『異心!』『代官狩り』『破牢狩り』『橘花の仇』『政次、奔る』など次々と作品を執筆、時代小説の書き手として高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がるっち

13
シリーズもの。うちに偶然一冊あった。これぞ、男が書く、甘くない、活劇ありの江戸物。いつも読まないようなタイプに近かった。どこで、一つの話が区切れるのかがわかりにくいけど、それはそれで今は新しい感じがした。政次ができすぎな感じもした。2015/06/24

rokoroko

10
これはなかなか読み進めないな~訳は武家の話だったからなのね。やはり市井の人のお話が面白い2017/04/03

八子@ちょっと復活

8
政次は昔から頭が切れたのか……。半澤さんも余計な過去のことを掘り返さなければ、もっと上手くいってたかもしれないのに。とにかく、むじな長屋の三人の互いを信頼している感が良いです。2012/12/13

藤枝梅安

8
この作品はよくできていると思います。幼馴染の政次、彦四郎、亮吉が共有していた幼い頃の秘密。忘れかけていた記憶がよみがえり、事件に巻き込まれていくが、自力で解決することで幼いときのいやな記憶を克服するというストーリー。女剣士・永塚小夜も心を開き、「鎌倉河岸・金座裏」ファミリーの一員として今後の活躍が楽しみ。2010/08/22

へたれのけい

4
敵を大物にしちゃうと苦労するな。(大物を敵にすると苦労する、ではありません)。締めも???な感じでしたが、それでも、楽しんで読んでいます。2017/07/31

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