メディオロジー入門―「伝達作用」の諸相

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757100312
  • NDC分類 085
  • Cコード C0030

内容説明

「伝達作用」こそが、規制と秩序をもたらす。メディア「論」からメディア「学」(ロジー)へ。20世紀最後の新しい「知」の潮流。

目次

第1章 二重の集合体としてのメディウム(用語の問題;組織化した物質と物象化した組織;ネットワークと領土 ほか)
第2章 破断(地震地帯;相互依存;境界線 ほか)
第3章 知の帝国主義(「汎社会学主義」の陥穽;「汎生物学主義」の陥穽)
第4章 いかに行うか(中心をずらす;物象化する;動的に捉える ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

7
「劇場でも、人はもはやシェイクスピアの作品をではなく、ラヴォーダンやシェローの演出を観にいくのだ。音楽でも、バッハのレコードを聴くのではなく、グレン・グールドを聴くのある。書物を読むのも、新聞紙上で自著を解説してみせる作家のインタビューを通じてでしかない。高速道路ばかりが渋滞するのだ。…媒介作用の飽和状態では、紹介者こそが「これ見よがしに示され」、器官そのものが機能に対して逆らうのだ。伝達者があらゆる権力を掌握するのである」2019/10/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13081
  • ご注意事項