内容説明
1970年代のリブ、日本における第二波フェミニズムをひらいたといえる「侵略=差別と闘うアジア婦人会議」の理論的支柱であった飯島愛子のすべて。
目次
第1部 生きる―あるフェミニストの半生(「革命」・「性」・「自立」の葛藤のなかで;新しい女の運動を求めて;なぜ「侵略=差別と闘うアジア婦人会議」だったのか;国際シンポジウム「ジェンダーと国民国家」基調講演)
第2部 「侵略=差別」とたたかうということ(どのように闘うことが必要とされているか―「平和と民主々義」が日常的にハカイされているなかで感じた私たちの疑問;“侵略=差別と斗うアジア婦人会議”に参加しよう;一九七〇年活動方針案(日本社会党東京都本部)救援活動に関する意見書
婦人運動と“差別”について
同化=差別=侵略 ほか)
第3部 解説と年譜