目次
歴史的体験としての飢饉
第1部 飢饉の非常態―民衆の飢饉体験(旅人のみた天明の飢饉;コモカブリ考―乞食の姿について;飢饉下の捨て子・子殺し―東北地方を事例に ほか)
第2部 飢饉と列島社会(享保・天明の飢饉と政治改革―中央と地方、権力と市場経済;天命の飢饉と社会変動―盛岡藩「奥通」の場合;松前・蝦夷地の飢饉 ほか)
第3部 救荒・備荒の社会システム(施行小屋の実態と機能―宝暦の飢饉・盛岡藩を事例に;損毛届と幕藩関係―盛岡藩を事例に;三年の蓄えなきは国にあらず―幕藩制社会の危機感理論 ほか)
著者等紹介
菊池勇夫[キクチイサオ]
1950年、青森県三戸郡に生まれる。立教大学文学部卒業。同大学文学研究科博士課程単位取得退学。現在、宮城学院女子大学教授
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