虐待された子ども―ザ・バタード・チャイルド

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  • サイズ A5判/ページ数 1277/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750318301
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

子どもの虐待という概念を確立し、治療・予防の先頭に立ってきた著者たちが、虐待の背景・評価・予防などの面がら詳細に論及する。社会の裏側に隠されていた虐待を社会に認知させ将来の解決法を提起する。

第一部 背  景
 第一部 編集者のコメント
 第一章 暴力に満ちた世界の中の子どもたち――子どもの虐待の根源 ロバート・W・テン・ベンセル、マルグリート・M・ラインバーガー、サミュエル・X・ラッドビル
 第二章 文化と子どもの虐待 ジル・E・コービン
 第三章 子どもの虐待の社会的背景――経済的剥奪の役割 ジェームズ・ガルバリーノ
 第四章 子どもの虐待とネグレクトの法律的背景――民主社会における子どもと親の権利のバランス ドナルド・C・ブロス
 第五章 子どもの虐待における精神力動的及び生物学的要因 ブラント・F・スティール

第二部 評  価
 第二部 編集者のコメント
 第六章 治療関係におけるコミュニケーション――その概念、戦略、そして技術 メアリー・エドナ・ヘルファ
 第七章 子どもの虐待の評価――子どもの保護機関の主要な機能 マイケル・ウィーバー
 第八章 家族の評価 エリザベス・A・W・シーガル
 第九章 身体的虐待の評価 ケニス・ウェイン・フェルドマン
 第十章 子どもの虐待における画像診断 ウィルバ・L・スミス
 第十一章 子どもの虐待の病理学 ロバート・H・カーシュナ・デイヴィドソン
 第二十三章 これまでとは違った新たな介入方法について キャサリン・マーンフィー
 第二十四章 子どもと家族への治療――虐待やネグレクトが発生した家庭への援助 デイヴィド・P・H・ジョウンズ
 第二十五章 虐待された子どもの心理的ケア――発達的アプローチ ルース・S・ケンプ
 第二十六章 虐待者の治療再考 ブラント・F・スティール

第四部 予  防
 第四部 編集者のコメント
 第二十七章 身体的虐待及びネグレクトの予防に関する概論 アン・コーン・ドネリー
 第二十八章 予防への臨床的及び発達的アプローチ レイ・E・ヘルファ、リチャード・D・クルーグマン
 第二十九章 子どもの性的虐待の予防 デイヴィド・フィンケラー、デボラ・ダロー
 第三十章 子どもの保護政策 リチャード・D・クルーグマン

 翻訳ノート
 解 説
 索 引

" 本書は、THE BATTERED CHILD fifth edition, The University of Chicago Press, 1997の全訳である。
 本書はその初版が出版された一九六〇年以来、子どもの虐待問題のバイブル的な存在であり続けてきた。五版では、前版が全面的に書き換えられた。子どもの虐待問題は、小児医学や子どもの福祉問題を越えた、法律、経済、文化、歴史などの広範囲な分野を巻き込んだテーマでもあり、この版でも各著者の専門性は多岐にわたっている。
 また、子どもの虐待は唯一の回答があるといった性質の問題ではない。それは、聞く者に個人的にさまざまな思いを誘発するテーマであると同時に、「子どもの虐待とは何か?」といったもっとも基本的な問題でさえなかなか解決をみることができないものでもある。また、親子問題を越えて、家族関係、男女差別の問題を含み、最終的には暴力一般および権力関係という人間関係の根底に存在する大きなテーマにつながる問題でもある。
 第三版までは、虐待問題は研究の進展と積極的な対応策の実践によって、子どもの虐待問題が劇的に改善していくであろうことが高らかに謳われていた。しかし、第四版からその序文に見られる様に、その楽観的な予想に翳りが見え始めにとっては言うまでもなく、虐待問題を研究テーマにする研究者や学生にとっても、きわめて貴重かつ有効で包括的な情報を提供できると思っている。(後略)

解説 坂井聖二"

内容説明

一九六七年の一年間にアメリカでは、何万人もの子どもたちが深刻な暴力を受け、あるいは殺された。この本はこの子どもたちについて、そしてこの子どもたちのために書かれた。彼らは誰なのか?彼らは何処からきたのか?彼らはなぜ虐待を受けたのか?そして最も重要な問いである、我々はどうしたらそれを防止できるのか?この本では、この問題に対する多職種の専門家によるアプローチが紹介される。寄稿者の間には問題によっては賛否両論が存在していた。しかし、心から願っている目標はただ一つである。それは、できることなら、子どもたちとその親の運命を変えるために役立つ情報を読者に提供することである。

目次

第1部 背景(暴力に満ちた世界の中の子どもたち―子どもの虐待の根源;文化と子どもの虐待 ほか)
第2部 評価(治療関係におけるコミュニケーション―その概念、戦略、そして技術;子どもの虐待の評価―子どもの保護機関の主要な機能 ほか)
第3部 介入と治療(子どもの虐待とネグレクトを調査する際の「警察」の役割;子どもの保護における弁護士の役割 ほか)
第4部 予防(身体的虐待及びネグレクトの予防に関する概論;予防への臨床的及び発達的アプローチ ほか)

著者等紹介

ヘルファ,メアリー・エドナ[ヘルファ,メアリーエドナ][Helfer,Mary E.]
コロラド医科大学の予防医学部門専任講師、コロラド大学保健科学センター及びコロラド地域健康教育プログラムの生涯医学教育計画責任者

ケンプ,ルース・S.[ケンプ,ルースS.][Kempe,Ruth S.]
コロラド医科大学小児科及び精神科の名誉助教授

クルーグマン,リチャード・D.[クルーグマン,リチャードD.][Krugman,Richard D.]
コロラド大学医学部小児科教授及び学部長

坂井聖二[サカイセイジ]
社会福祉法人子どもの虐待防止センター理事長。小児科医
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感想・レビュー

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陽香

0
200312252017/11/15

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