出版社内容情報
厳罰と寛容,応報と教育。神戸の事件以降の少年法「改正」の大合唱が見落としたものとはなにか!? 複雑な保護手続きの実際を簡明に解説,制裁と教育という二面性を併せ持つ少年法の本質を明らかにする。
1 少年事件の体験から―弁護士に聞く
1 立ち直りは人との出会いのなかで[山田万理子]
2 子どもにとっての「責任」とは何か[岩佐嘉彦]
3 少年に応じたきめこまやかな対応を[伊藤芳朗]
4 手続の全過程を教育の場に[黒岩哲彦]
5 警察の捜査に少年法の精神を[村山裕]
6 家庭裁判所裁判官に望むもの[三井明]
2 犯罪少年はどう扱われるのか―少年保護手続の流れ[後藤弘子]
1 子どもとおとな
2 少年法の基本的な考え方
3 非行少年とは
4 犯罪少年の手続の流れ
5 子どもを子どもとしてみる―司法と教育のはざまで
3 少年法を考える
◎浅川道雄/◎木下淳博/◎後藤弘子/
◎横川和夫
少年法を理解するためのブックガイド
少年非行にかんする全国の無料相談機関
【資料】少年法/少年警察活動要綱(抄)
内容説明
厳罰か寛容か!応報か教育か!少年法「改正」の大合唱が見落としたもの。
目次
1 少年事件の体験から―弁護士に聞く(立ち直りは人との出会いのなかで;子どもにとっての「責任」とは何か;少年に応じたきめこまやかな対応を ほか)
2 犯罪少年はどう扱われるのか―少年保護手続の流れ(子どもとおとな;少年法の基本的な考え方;非行少年とは ほか)
3 少年法を考える