出版社内容情報
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内容説明
伝統的な葬送儀礼が大きく揺らぐ現在、死に対する日本人の考えはどう変化してきたのか。死・葬送・墓・供養・霊魂をキーワードに解説する。尊厳死や無宗教葬などの現代的関心にも触れた、死について考えるための読む事典。
目次
死と葬送の歴史と民俗
死
葬送
墓
供養
霊魂
死と葬儀の現在
付録
著者等紹介
新谷尚紀[シンタニタカノリ]
1948年広島県に生まれる。1977年早稲田大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程単位取得。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授、社会学博士(慶應義塾大学)
関沢まゆみ[セキザワマユミ]
1964年栃木県に生まれる。1988年筑波大学大学院修士課程修了。国立歴史民俗博物館助教授・総合研究大学院大学助教授、文学博士(筑波大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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茶器
3
図書館から。純粋に読み物として借りました。風土・気候の数だけ風習や生死感がこうも違うのかと驚き。「故人をきちんと御見送りする」という思いは葬儀社であろうと自宅葬であろうと違いはないと思うけれど、「この土地で生きた」ことを誇りにする人が自身の葬儀はしきたり通りであって欲しいと強く望む気持ちも少しだけ理解出来た気がします。2015/06/08
メーテル/草津仁秋斗
1
死や葬送に関する日本全国の民俗的事象をまとめた本。在日の人たちや日系の人たちのことも書いてあるのが新鮮だった。2015/05/16
daaaaa
0
死者の弔いに興味があったため読んだ。葬送が簡略・小規模化していく現代だからこそ読む意味があると思った。2023/03/30
茅野
0
貰い物の一冊。ザッと一周。沖縄や韓国の例なども載っているのが有り難い。身近なようで、新たな発見がいっぱいあった。2020/09/17