内容説明
インドの民俗的崇拝の根底をなすものは“霊”である。人間をはじめ、自然・樹木・動物・物などすべてに霊が宿ると信じられ、それらは具体的イメージを伴った神の形となり、人々の信仰の対象となって生き続ける。本書は、ヒンドゥー教・仏教・ジャイナ教・イスラム教・ゾロアスター教などの、さまざまなインドの神々を、図版とともにやさしく紹介した「インド宗教入門書」である。
目次
第1章 ヒンドゥー教の神々
第2章 仏教の神々
第3章 ジャイナ教の神観
第4章 イスラームの神
第5章 ゾロアスター教の神
第6章 シク教の神
第7章 民俗神