東国の戦国合戦

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東国の戦国合戦

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  • サイズ B6判/ページ数 316,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642063203
  • NDC分類 210.19
  • Cコード C1321

内容説明

一五世紀末の公方家、管領家の抗争の中で幕が上がる戦国の動乱。北条、越後上杉、武田氏が台頭するなか、千葉、小田、佐竹氏ら東国諸氏は、独自の地位を築く。武士団を中心に「東」の戦国時代を大きなスケールで描く。

目次

1 戦国世界の成立―明応の乱から永正の乱へ(伊勢宗瑞の登場と伊豆・相模;山内・扇谷上杉氏の抗争と古河公方家の内紛;旧族領主層の内部抗争;上野の旧族と山内上杉氏家臣の同行;戦国状況の開幕)
2 戦国合戦の展開―大永・天文の乱の時代(北条氏と両上杉氏の抗争;房総の天文の乱と第一次国府台合戦;河越城の光芒と両上杉氏の没落;常陸・下野の天文の乱;戦国合戦の展開)
3 北条・上杉両氏の相剋と東国領主―弘治・永禄の争乱の時代(常陸・下野の政局と北条氏の房総侵攻;北条氏と上杉謙信の抗争;第二次国府台合戦と房総;佐竹氏と南奥・下野;上杉謙信の退勢と上野・武蔵;豊穣・上杉氏同盟の成立とその衝撃;杜動くの地域統一への胎動)
4 関東統一と天下統一の競合(北条氏の北進と反北条連合の形成;佐竹氏と南奥の戦局;常陸・房総の戦局;反北条連合と織田信長;本能寺の変の衝撃;北条氏の攻勢と反北条連合;終焉に向かう東国の戦国)

著者等紹介

市村高男[イチムラタカオ]
1951年茨城県に生まれる。1983年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、博士(史学)。現在、高知大学教育研究部人文社会科学系教育学部門教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

8
武士の本場とも言うべき"東国"の戦国の情勢を一冊にまとめた労作。読んでいて、その複雑怪奇さに混乱することもしばしばながらも、この混沌こそが戦国の実態なのだと納得させられる。上は鎌倉公方家から下は土豪に至るまで、東国全土でお決まりの家督紛争が起こっており、戦国は最終的にその構造に終止符を打った面がある。その中で必然的に生き残った北条・上杉・武田などの列強だけではなく、それに対抗した安房の里見、常陸の佐竹などの"地域の雄"にも言及。地図・系図が挿入され、各章の最後で全体を概観する項がついているのも親切な構成だ2011/04/13

河童

4
関東のことなので知った地名が出てきて空間的に把握しやすく前回の本より理解しやすい。私の居住地千葉も出てきて興味ぶかく読みました。それに上杉謙信や武田信玄、最後には秀吉・家康なども登場して有名どころ満載。戦国乱世というけれど、実の兄弟といえども北条方につくのか反北条方につくのかで殺し合いをするご時世、現代では想像もつかない残酷な世の中だったようです。各地にある城跡などは、この時代につくられた城の痕跡が多いと思われますが、掘り返すと当時の武士の骨が出てくるんじゃないか、なんて勝手な想像をしました。合掌。。2018/04/09

ryu

3
ただでさえ複雑な戦国時代東国の政治史をこの尺に収めるという蛮勇(いい意味で)にまずは拍手を。織田政権の東国・南奥への影響力行使など、近年の研究動向を盛り込んだ政治史はこの分野の新しいテキストになりうる可能性を秘めているんではないかと評価します。2011/04/26

及川まゆみ

2
由良・長尾問題に注目。291頁、「彼らの母は足利に籠城して……云々」って、え? これ妙印尼のことだよねぇ…なんで足利?……はて。籠城したのは金山城ではないの? まぁ足利説もないわけではないが。金山城は無視か。さっぱりわからん部分が更にわからんちん(°Д°) 参考文献に黒田基樹氏の著作が4冊入ってるが…あ、無視なんですね…。残念。2012/05/22

吃逆堂

2
やっぱおもしろいなあ。無名だが列島の戦国史を画する決戦の数々を、要因や構図を整理しながら丁寧に描いていく。英雄史観ではなく、北条・武田・上杉・佐竹・里見・宇都宮・織田らの果たした役割が手に取るようにわかる。学界の現状に対する指摘も的確すぎ。2010/11/30

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