内容説明
日本農業は大きな岐路に立つ。農村では担い手が減少し、戦後の農業保護政策は撤廃されつつある。明治より現代にいたる農村の実態に迫り、農政の原点をさぐる中で、戦後農政の歴史的位置と日本農業の再生を展望する。
目次
岐路に立つ日本農業―プロローグ
農村の基本的枠組み
明治の農村と地主
農民運動と農村の現代化
昭和恐慌と農村の変化
戦時の改革から戦後の改革へ
農民たちにとっての戦後史―エピローグ
著者等紹介
庄司俊作[ショウジシュンサク]
1952年、兵庫県に生まれる。1981年、一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、同志社大学教授。博士(経済学)
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