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歴史文化ライブラリー
サビエルの同伴者アンジロー―戦国時代の国際人

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055260
  • NDC分類 198.221
  • Cコード C0320

内容説明

ザビエルを日本に導き、キリスト教布教を助けた日本人アンジローとは何者か。南欧諸国での調査に基づく最新のザビエル研究から、アンジローの果した歴史的役割を探る。国際化の進む現代日本が学ぶべきその実像を描く。

目次

日本人アンジロー(パウロ・デ・サンタ・フェの日本名;アンジローの出身地・身分・職業・年齢 ほか)
マラッカ―ザビエルとの出会い(薩摩出奔;マラッカ ほか)
ゴア―聖パウロ学院留学(「東洋のローマ」ゴア;聖パウロ学院―位置・起源・構造・運営 ほか)
鹿児島―ザビエルの同伴者(ザビエル来日時の薩摩;貴久との会見 ほか)

著者等紹介

岸野久[キシノヒサシ]
1942年、東京都八王子市に生まれる。1965年、立教大学法学部法律学科卒業。1975年、立教大学大学院文学研究科博士課程単位修了。2000年、文学博士。現在、桐朋学園大学短期大学部教授、東京外国語大学非常勤講師
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七月せら

15
授業の課題として。殺人を犯した罪から逃れるため日本を脱出したアンジローがキリスト教に出会って魂の赦しを得、マラッカで宣教師ザビエルと運命の出会いを果たし、ゴアの学院で学び、ザビエルの通訳として帰国するまでの足跡を辿る。日本人として初めてヨーロッパの言語を習得し、ヨーロッパの学問を学び、ヨーロッパへ日本を発信した戦国時代の国際人の人生。2016/11/28

露傍の石

1
アンジローに興味のある人にお勧めなのは勿論だが、個人的に本書で最も興味をひかれたのが、アンジローをザビエルに引き合わせたポルトガル人船長ジョルジェ・アルヴァレスだ 本書内でアルヴァレスの「日本情報」の引用はごく僅かだが、そこからも彼が卓越した観察者であった事が窺える。相当に優秀な人物だったのだろう。 ザビさんは良い友人をお持ちだ。2017/11/28

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