歴史文化ライブラリー
黒船来航と音楽

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  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055192
  • NDC分類 210.595
  • Cコード C0320

出版社内容情報

NHK 衛星第2放送「週刊ブックレビュー」
特集「音楽を読む」2002.10.6
10.12(再放送) 評者:新井鴎子氏(音楽家)
ウィークリーステラ 12.1号 週刊ブックレビュー
「再録 暮らしのとっておき情報」

内容説明

幕末のペリー来航は、日本への洋楽流入の歴史の新たな幕開けとなった。来航に関わる日米の記録から、交渉過程で流れたヘンデルやフォスターらの西洋音楽を鮮やかに再現。音楽が日米交渉に果した役割を描いた幕末秘史。

目次

1853年7月浦賀(艦上礼拝;久里浜での奏楽 ほか)
1854年横浜(第2回来航;横浜初上陸 ほか)
葬送の響き(葬儀;元町に鳴り響いたヘンデル)
ミンストレル・ショー(日米交歓会;プログラム構成 ほか)

著者等紹介

笠原潔[カサハラキヨシ]
1951年、東京都に生まれる。1976年、東京大学教養学部教養学科フランス科卒業。1981年、東京大学大学院人文科学研究科美学芸術学専攻博士課程中途退学。現在、放送大学助教授
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感想・レビュー

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横丁の隠居

1
1853年とその翌年の米国ペリー艦隊の引き連れてきた楽隊とその音楽について詳細に調査したもの。どうも最初に演奏されたものをヤンキードゥードゥルだった模様。また、(のんびりした話だが)米国人たちは日本でミンストレルショーを披露して、大喝采を浴びたという。日本人が見ても面白かったというのが実感をもってわからないのだが、相当わかりやすいネタだったんでしょうな。楽器(主に金管楽器)を詳細に記録した図などもあって興味は尽きない。2018/06/18

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