人物叢書 新装版<br> 岡倉天心

人物叢書 新装版
岡倉天心

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 10,2/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642050449
  • NDC分類 289.1

内容説明

“アジアは一つなり”という名言をもって戦時中大いにもてはやされた天心は、戦後、あまり顧みられなくなってしまった。しかし明治の美術界をリードし、日本の美術を今日の隆盛に導いた彼の業績は、いまこそ改めて考究されるべきである。近代美術の生みの親ともいうべき天心の生涯を委細にわたって知り尽した著者による労作。

目次

1 有り明けの燈火
2 東京移住と大学入学
3 文部省出仕
4 新美術の黎明
5 東京美術学校の設立
6 八面六臂の活躍
7 学界に捧げた二大業績
8 江戸の夢を今にして
9 急転失脚
10 日本美術院の創立
11 新画樹立を提げての奮闘
12 早くも到った秋風一陣
13 国外に求めた別天地
14 米国の初1年
15 英文著書『茶の本』
16 国内の理想郷
17 日本美術院の五浦移転
18 文展開会と国画玉成会
19 晩年の境地
20 冬を待たず巨星隕つ
21 歳と共に高まる追想景慕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amabiko

0
資料として拾い読みはしていたが通読は初めて。漢語が多用されていて、文体も時代がかっているなぁと思ったら、それもそのはず、著者は明治8年生まれで、本書刊行時(昭和35年)は84、5歳。翌36年には亡くなっている。「はしがき」によれば「天心には幾分親しく接近」した人物だという。自身「知ったものが、知った人を伝することは或いは誤らることもあろうか」と危惧したように、実際に本書には誤りは多いらしい。天心への愛情が溢れ過ぎの感は否めないものの、波乱に満ちた天心の生涯をテンポ良く伝えてくれる。2013/07/11

i-miya

0
1876.奥原晴湖について南画を学ぶ 横山大観の忠臣ぶり (1)誕生と幼年時の環境 橋本左内 福井藩浪士 江戸小塚原の刑場の露と消える 福井藩経営の貿易商店 岡倉勘右衛門の次男として横浜で生まれる 1862.12生まれ 覚三 徳川家の親藩 越前福井松平家 横井小楠を熊本から招聘 橋本左内 越前国産生糸絹紬 育ての親、中年の女 つね 橋本左内の身内 青年偉人の話、つねから聞いていた (2)東京大学入学 同学=井上哲次郎、牧野伸顕、 中村正直=漢学教室 ウィリアム=ホートンの英文学教室2007/07/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/167900
  • ご注意事項

最近チェックした商品