内容説明
2030年、ある日記の発見―。ひょんなことから訴訟に巻き込まれてしまった平凡吉の訴訟日記にそって、民事裁判の仕組みをやさしく解説。21世紀の民事裁判の行方はいかに?楽しく読めて、民事裁判の全体像がよくわかる。民事訴訟法や法学の入門にも好適。
目次
プロローグ―2030年:ある日記の発見
裁判を始めるにあたって―裁判所へのアクセスのために
裁判のきっかけ―紛争の発生
調停手続
処分禁止・占有移転禁止の仮処分
訴えの提起から弁護士との相談へ
証拠の収集
反訴の提起
争点を整理するプロセス
弁護士との相談
和解手続
証人尋問
判決合議
判決の言渡し
上訴
強制執行
エピローグ―司法改革と21世紀の民事裁判
著者等紹介
山本和彦[ヤマモトカズヒコ]
1961年兵庫県に生まれる。1984年東京大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科教授
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