有斐閣選書<br> 現代日本の流通と都市

有斐閣選書
現代日本の流通と都市

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  • サイズ B6判/ページ数 358,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641182615
  • NDC分類 675.4
  • Cコード C1363

内容説明

本書は、わが国の経済の大きな変化を念頭におきながら、市場経済活動の集約点であり、結節点である流通システムと都市システムに焦点をしぼり、その最近の変化を検討する。しかし、都市の外側に向かっての急速な膨張が、都市内部における豊かで安定した生活を無条件で保証するものではなく、外側からの成長へのインパクトを、都市内部の調和のとれた発展へと変換する調整のメカニズムと調整のための処方箋が、必要なことが示される。

目次

序章 流通研究の新地平―流通論と都市論の接点を求めて
第1章 都市的流通システムの発展と機能分化
第2章 都市圏小売流通システムの競争と動態
第3章 都市再開発と街づくりの課題
第4章 都市の生活維持と流通システム
第5章 都市の生活文化と流通システム
第6章 流通政策と都市・都市計画
第7章 地域間流通と都市の産業構造
第8章 卸売業の広域的取引連鎖と都市の階層構造
第9章 サービス・フローと新しい都市の階層構造
第10章 国際的環境の変化と流通システム
第11章 流通の国際化と流通インフラ整備
第12章 都市の国際化と国際的階層構造
終章 グローバルな都市間競争と都市の自律―流通と都市の外側と内側