有斐閣選書<br> 概説イギリス経済史―現代イギリス経済の形成

有斐閣選書
概説イギリス経済史―現代イギリス経済の形成

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  • サイズ B6判/ページ数 314,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641180116
  • NDC分類 332.33

内容説明

経済史には二つの記述方法がある。ひとつは、それぞれの時代の全体像を把握することを目標に、そのなかの経済的側面を取り上げて全体史につないでいこうとする立場である。他のひとつは、ある時代、とりわけ現代経済を理解する手段として、過去に遡りそれを構成する諸要因を歴史の中にたずねようとする立場である。本書は、後者の立場から編まれている。ここでは、戦後イギリス経済の行きついた果てである現代を出発点として、それを構成している諸要因を歴史の流れのなかに位置づけることが試みられる。イギリス経済史を本格的に学ぼうとする学生諸君のために第一線の研究者がコンパクトにまとめた絶好のテキスト

目次

序章 イギリス経済史を見る眼
1 「最初の工業国家」の誕生(工業化以前の農村経済;工業化以前の都市経済;「世界の工場」期の経済・社会)
2 現代イギリス経済の形成(貿易と海外投資;シティの発展;工業・運輸・エネルギー;労働組合の形成と発展)
終章 戦後イギリス経済の軌跡