日本の長期金融

日本の長期金融

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641161719
  • NDC分類 338.14
  • Cコード C3033

内容説明

日本の金融システムの問題点があらわになる中で長期資金は今後どうあるべきか。高度成長後のその役割の変容を踏まえミクロ/マクロ・データを駆使して実証的に分析・考察する。

目次

第1部 長期資金と経済成長:理論的整理とマクロ・データによる概観(長期資金が経済成長に果たす役割;長期資金のマクロ的動向)
第2部 長期資金の決定メカニズムとその影響:企業サイドから見た分析(長期資金の決定メカニズム:1970年以降の日本企業の実証分析;社債発行の選択メカニズム;長期資金と設備投資:日本の企業別データを用いた実証分析)
第3部 銀行貸出と長期資金:キャピタル・クランチからの視点(1990年代における銀行の貸出期間の選択:株価が銀行貸出に与えた影響;自己資本比率規制と銀行貸出)

著者等紹介

福田慎一[フクダシンイチ]
1984年東京大学経済学部経済学科卒業。1989年エール大学大学院経済学部博士課程修了。Ph.D.(エール大学)取得。1996年東京大学大学院経済学研究科助教授。2001年同教授
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