内容説明
教職を考えるうえで核となる概念や本質的な見方を目配りよく押さえるとともに、豊富な事例を交え、教師が現実に生きている日常世界という内側から記述し、「教職とは何か」を深みをもって意味づける。教師の世界がイメージできる、「教職の意義等に関する科目」の最新・最適テキスト。
目次
教師の日常世界へ
授業をつくる
授業から学ぶ
カリキュラムをデザインする
子どもを育む
生涯を教師として生きる
同僚とともに学校を創る
教職の専門性
時代の中の教師
教師の仕事とジェンダー
教育改革と教師の未来
教師研究へのアプローチ
著者等紹介
秋田喜代美[アキタキヨミ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。現職、東京大学大学院教育学研究科教授
佐藤学[サトウマナブ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。現職、東京大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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教師にかかわる問題が書いてある。教職の専門性 日本は実習が短く、教師は誰にでも務まる職と思われている 特に小中 高校はそうでもない 科目によるが2010/10/25
.ふかみ
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タイトルからわかる通り、大学生向けの講義用テキスト。押さえておきたい基本知識と、巻末資料として教育関連法規がずらっと載っている。あくまで基本というか、教員免許を取得するために必要な単位を取るための資料を載せているに過ぎないが、逆に言えば教員であるならばこの本をすらすら読めて当たり前である、ということも言える。 余談だが、中古本でこの書籍を買うと、高い確率で大学生の勉強の痕跡を覗き見ることができる。私の本の元の持ち主は、途中から一切の書き込みをしなくなったようだ。