出版社内容情報
法社会学の入門書。初めて勉強する人のために基礎的な考え方をできるだけ分かりやすく説明し,その上に立って,現代日本の法制度の分析を試みた。新しい研究動向にも目配りをしつつ,絵画の技能にたとえれば,その基本であるデッサンにあたる部分に重点を置いて記述した。
目次
序 論 法社会学とはどのような科目か
第1章 法社会学における法の概念
社会統治の仕組としての「法」/「法による支配」と「人による支配」/「法秩序」の存立条件
第2章 法専門職
法専門職の概念と特徴/法専門職の歴史的形成/わが国における法専門職の形成/弁護士のプラクティス
第3章 民事司法過程
民事法制度の基本的仕組/紛争と法の主題化/裁判外紛争処理/弁護士利用/民事裁判
第4章 刑事司法過程
刑事法制度の基本的仕組/犯罪の認知と検挙/検察官の訴追活動/刑事弁護活動/刑事裁判
第5章 行政過程
行政過程とは何か/行政活動の仕組/行政規制過程/行政規制と司法
第6章 日本の法と社会
少額紛争処理/男女雇用機会均等法
内容説明
法社会学の入門書。新しい研究動向にも目配りをしつつ、絵画の技能にたとえれば、デッサンにあたる部分に重点を置き記述した。
目次
序論 法社会学とはどのような科目か
第1章 法社会学における法の概念
第2章 法専門職
第3章 民事司法過程
第4章 刑事司法過程
第5章 行政過程
第6章 日本の法と社会
著者等紹介
村山真維[ムラヤママサユキ]
1981年カリフオルニア大学バークレーロースクールJurisprudence and Social Policy Program博士課程単位取得、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。法学博士(法社会学)、LL.M.(バークレーロースクール)。現在、千葉大学教授
浜野亮[ハマノリョウ]
1989年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、立教大学教授
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