内容説明
スポーツ・音楽・映像など若者にとって空気のように身近な現象をとりあげて興味深くわかりやすく説いたユニークで楽しい社会学入門。若手世代の執筆者が短大・教養の学生に向け工夫を凝らして書いた新機軸のテキスト。
目次
カルチャー・スタディとは何か
セックスとジェンダー
フェミニズム
メンズ・スタディ
エスニシティと人種
在日外国人
エイズ
宗教と科学
新宗教
神秘体験〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オランジーナ@
1
情報が古いし、文章が抽象的ですね。スポーツの章の近代オリンピック批判は興味深かった。2015/10/18
みっし
1
社会学ってやっぱり面白い!教科書というより、社会学を学ぶ上での火付け本のようなイメージだと思います。章がしっかり分かれていて、まとまっていて良かったです。また、各章の内容についてさらに学びを深めたい人にお勧めの本も、本の中で紹介されていてそこも良かったです。2013/06/10
Masaki Nakamura
1
社会学の理論ではなく、どのような問題を社会学で扱うのかを紹介した本。カルチュアルスタディという実際の文化・社会事例から背景の構造などを検討する手法を軸としているが、あくまで問題紹介に終始している本なので、これを読んだからと言って「社会学とは何か」についての答えは得られない。理論に触れた類書につなぐための橋渡しの役割を担うだけの本であり、社会学について興味が既にある人は改めて読む必要はない。2012/05/24
yakumomutsuki
1
パートVメディアの各章は本著作が1998年に公刊されていることもあり、記述としては時代遅れな感覚が否めないが、それ以外のパートは社会学とはどのようなものなのか、という視座を社会現象を切り取って論じている。しかし入門の入門書(有斐閣の教科書はレベルごとに表示してあります)という感じだったので、純粋に読み物としては面白いが、さらに深くつっこんだ話になるともうすこしレベルの高いものが用意されているのでそちらを読んだ方がよいかと思われます。2011/09/14
taichiro
0
「カルト」の章以外読んでいて苦痛。やはり抽象的なものは抽象的に理解しなくては。2009/07/09