内容説明
「イギリス経済の盛衰」を共通のキーワードにして、産業革命から戦後までを多様な角度から分析し、イギリス史の実像を描き出そうとする最新のテキストブック。単にクロノロジカルに経済史を記述するのではなく、重要なテーマを設定し、それらを理解することによりイギリス経済全体の流れを把握しようとする。
目次
第1章 イギリス経済史研究の視角
第2章 産業革命の時代
第3章 「世界の工場」と「大不況」
第4章 綿業の盛衰
第5章 鉄鋼業の盛衰
第6章 植民地経営の展開
第7章 シティの盛衰
第8章 戦間期のイギリス
第9章 自動車産業の盛衰
第10章 イギリス労使関係の転成
第11章 イギリス経済の停滞と教育改革
第12章 戦後イギリス経済の軌跡