内容説明
第4巻は、環境問題の解決に必要とされる、国家・社会・集団の様々なレベルにおける公式的あるいは非公式的な政策投入に焦点が当てられる。環境政策を進める基礎となり道具となる法・経済・政策についての重要論攷を体系的に精選・抜粋し編集解題を付した。
目次
1 環境政策と法(わが国公害行政の歩み;環境法の生成 ほか)
2 環境政策と政府・市場(環境政策の国際経済面に関するガイディング・プリンシプル(GP)の理事会勧告
地球温暖化防止の経済政策 ほか)
3 公害環境訴訟(四大公害訴訟;水俣病国家賠償責任論 ほか)
4 公共性と社会運動(環境自治体の創造;人体を侵す黄色い粉塵―六価クロム事件 ほか)
5 世界の環境問題と環境政策(日本の環境汚染対策―SO2とNO2の排出削減;台湾における産業公害 ほか)
著者等紹介
淡路剛久[アワジタケヒサ]
1942年生まれ。立教大学大学院法務研究科教授
川本隆史[カワモトタカシ]
1951年生まれ。東京大学大学院教育学研究科教授
植田和弘[ウエタカズヒロ]
1952年生まれ。京都大学大学院経済学研究科教授
長谷川公一[ハセガワコウイチ]
1954年生まれ。東北大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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