谷崎潤一郎―物語の方法

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谷崎潤一郎―物語の方法

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784640309679
  • NDC分類 910.8
  • Cコード C3393

目次

好色文学論
神童の明察―谷崎潤一郎
催眠術師と手品師
都市の中の身体/身体の中の都市
谷崎潤一郎の初期作品―この劇的なるもの
「刺青」―〈宿命の女〉の誕生
金色と闇との間―谷崎潤一郎「金色の死」をめぐって
「小さな王国」論―二人の〈しやうきち〉
大正から昭和への谷崎潤一郎―『青塚氏の話』を中心に
痴人の愛―追憶の「お伽噺の家」
『吉野葛』論―言語的歩行者の語りとして
谷崎潤一郎「蘆刈」「夢の浮橋」など―動かない水の周辺
レトリックとしての通俗性―谷崎潤一郎『武州公秘話』の場合
語りの戯れ
「細雪」試論―妙子の物語あるいは病気の意味
やまとごころと『細雪』
『夢の浮橋』覚書―谷崎潤一郎の語りの圏域
「瘋癲老人日記」論―作品の論理と作家の夢想

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akuragitatata

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何がすごいって、解説で千葉俊二がこの本に取り上げられていない本についてほぼ全ページを使って解説してること。普通によめば福田恆存を褒めて小森陽一を貶している解説だと思うんだけど、いわばそれだけなんというか、それだけ何かあるんだろうな。2021/07/29

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