石川啄木と北原白秋―思想と詩語

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石川啄木と北原白秋―思想と詩語

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  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784640309662
  • NDC分類 910.8
  • Cコード C0000

内容説明

本叢書は、既発表の研究論文のなかから、従来の研究に大きな意味を持っているもの、あるいは新しい可能性を開拓しているものなどを選択し、各時代・ジャンル・作家・作品ごとに論集として編集し、各研究分野の、基礎的・基本的な情報を、出来る限り有効に提供することを目標としたものです。

目次

僕の中の啄木像―生誕百年をむかえて
〈座談会〉 啄木と明治・啄木と現代
啄木について
同時代思想のなかの石川啄木―一元二面観の成立と崩壊
大逆事件と啄木の認識過程
序説・小説家啄木
『我等の一団と彼』に関する問題―大逆事件前夜の啄木
「ローマ字日記」の表現的意味―意識のドラマ
歌人啄木論―歌論形成史を中心に
啄木における〈海〉のイメージ―あるいは近代詩史のそれについて
啄木短歌における〈森〉の位相―幻想の森への回帰
啄木における都市の発見
啄木が「飛行機」を書いた日―『呼子と口笛』創作時の新資料
共同討議 北原白秋の復権
見つつ観ざりき―北原白秋論
象徴詩集としての『邪宗門』
『思ひ出』の一考察
朔太郎と白秋―『月に吠える』前期に即して
ローデンバッハの系譜―北原白秋と福永武彦の場合
北原白秋と『芸術自由教育』―付『芸術自由教育』総目録