泉鏡花―美と幻想

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泉鏡花―美と幻想

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  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784640309617
  • NDC分類 910.8
  • Cコード C3393

内容説明

本叢書は、既発表の研究論文のなかから、従来の研究に大きな意味を持っているもの、あるいは新しい可能性を開拓しているものなどを選択し、各時代・ジャンル・作家・作品ごとに論集として編集し、各研究分野の、基礎的・基本的な情報を、出来る限り有効に提供することを目標としたものです。

目次

鏡花文学の基本構造
鏡花における木精とわらべ唄
泉鏡花・差別と禁忌の空間
死者の棲む山―鏡花のファミリー・ロマンス
『冠彌左衛門』考―泉鏡花の出発
『予備兵』の素材など―観念小説への道
「鶯花径」論―鏡花世界における否定の作用
〈女仙〉の生まれる時
『風流線』の構造―名詮自性を軸にして
『草迷宮』論―鏡花的想像力の特質をめぐって
泉鏡花『朱日記』論序説―〈城下を焼きに参るのぢや〉をめぐって
「南地心中」の成立過程―泉鏡花と大阪
「山海評判記」成立の背景―フォークロアの美学
鏡花と江戸芸文―講談を中心に
泉鏡花と草双紙―「釈迦八相倭文庫」を中心として
泉鏡花と中国文学―その出典を中心に
資料(泉鏡花の『海城発電』;鏡花と眉山を論ず;鏡花に与ふ;風葉と鏡花;泉鏡花と怪談;泉鏡花蔵書目録;鏡花先生の「草双紙」目録;『鏡花全集』作品人名索引)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pippo_3520

2
2年越し(?)に再読。さらっとですが。泉鏡花と郷土加賀との関係、その作品と作中モチーフ、民俗学との関連。好きな人にはたまらない内容だと思います。専門的な内容ですが、読みにくさもそれほどでもないと思います。2011/02/06

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