出版社内容情報
徳川将軍家を頂点とする三百諸侯の家に集積されていた夥しい量の刀剣の来歴を集成。豊富な押形を添える。目次 皇室刀剣目録 将軍家刀剣目録 大名家刀剣目録（尾張徳川家 紀州徳川家 伊予西条松平家 常州水戸徳川家 加賀前田家 薩摩島津家【ほか】）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鯖
14
…壊滅的に問題があって、その、…いつの時点での目録なのか、書いてないのがある。括弧書きで、気が向くとガンガン逸話や雑学を挿入してこられるので、読みづらい。水戸徳川家で、話題の燭台切さんがどう書かれてるかを見たかったんだけど「光忠 長二尺二寸、正宗とのより来る」との文言のみ。水戸藩の刀剣の大部分は大正10年に競売されて手許を離れていて、震災で焼けたのは特に由緒ありとして、墨田区の小梅別邸に残されていたものとのこと。切ないね…。2015/05/08
