日本史リブレット<br> 天文方と陰陽道

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日本史リブレット
天文方と陰陽道

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  • サイズ A5判/ページ数 90p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634544604
  • NDC分類 449.81
  • Cコード C1321

内容説明

九世紀なかばに導入された宣明暦は、八二三年の長い期間にわたって用いられてきました。それを終らせたのは、幕府の碁打ちであった渋川春海と、公家で陰陽頭の土御門泰福によって行われた貞享改暦でした。その功により渋川は、幕府の天文方となり、同じころに土御門は、陰陽師支配の権限を掌握しました。これまであまり知られていなかった天文方と陰陽道について、あらたな事実を掘りおこしながら、綱吉や吉宗が、改暦を命じたことの意味を考えてみたいと思います。

目次

1 暦と陰陽道
2 暦の頒布と地方暦
3 綱吉と貞享暦
4 天文方と渋川家
5 吉宗と宝暦改暦
6 近世の改暦

著者等紹介

林淳[ハヤシマコト]
1953年生まれ。東京大学文学部宗教学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻、宗教学・日本宗教史。愛知学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ATSU

2
陰陽五行の考えが知りたくて,図書館で借りましたが,暦が中心でした。ざっと読んだだけですが,暦というのは,現代人の私が想像するよりも,ずっと重要で,暦を作ることと,権威・権力は密接に関係しているということが分かったように思います。でも,そんなこととは別に,庶民も暦(占い?)が好きだったのでしょうね。表紙の歌川国芳の浮世絵がいいですね。2018/07/23

ゆうか

2
天文学と陰陽道の関係性について知りたくて読んだが、陰陽道についてはあまり触れられておらず、日本の暦の歴史がメインテーマで、ちょっと拍子抜けした。しかし、世界史で学んだ貞享暦や日本史の用語など、馴染みある言葉が多く出てきて、途中からは暦の方にも興味を抱いて読むことができた。さらに筆者の書き方は時代に沿っていて、難しい単語には逐一注釈もついていたので、初心者のわたしでも暦について平易に理解することができた。昔の改暦の実態を学んで、改めて冲方丁氏の「天地明察」が読みたくなった。2016/04/28

霹靂火 雷公

2
天保暦について調べる過程で読んだが、独自の暦の作成が国家にとって重要な政治的要素であったことを知った。土御門家の強かな政治戦略も垣間見えて、平安時代から現代陰陽道の間にぽっかり空いた歴史的知識の空白を埋めることが出来た。2011/12/22

0422

1
いい。2021/12/25

PYRRHUS

1
暦法を作ることの意味とは何か、日本で800年にわたって暦法が作られなかったのはなぜか。この問いに対して暦の歴史、就中江戸時代の改暦事業を中心に答えを考えていく。 暦の頒布と地方暦の項も面白い。盛岡の絵暦はとてもユニーク。

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