内容説明
社会主義革命の理想は現実の前にくずれさったのか。混迷する社会主義社会の現実を冷静に分析する。
目次
1 社会主義と経営発展―中国・ソ連の経済・政治改革の必要と困難さ
2 ハンガリー動乱再考
3 「プラハの春」以後のチェコスロヴァキア「社会主義」―スロヴァキアの「市民」運動の動向
4 ハンガリーにおける経済改革の歩み
5 どこへ行く、自主管理社会主義―ユーゴスラヴィアの経験
6 ポーランド「連帯」―思想と運動
7 ルーマニアの歴史と現状
8 インドシナ社会主義の現実
9 アフリカの二つの社会主義―その意味と現実
補論 社会主義運動の政治思想―ペレストロイカとポーランド「連帯」