内容説明
本企画全五巻は、さまざまな国土のなかで、結社はどのようにしてその風土に特異なかたちをもって登場したか、いかに個性的性格を歴史に刻んでいったかを見極めようとする試みである。
目次
序章 アソシアシオンで読み解くフランス史
第1章 アンシャン・レジームと革命(都市のアソシアシオン;信徒のアソシアシオン ほか)
第2章 変貌する社会とアソシアシオン(ネオ・ドルイディスム;「空想的」社会主義の諸結社 ほか)
第3章 新たな政治文化と芸術の生成のなかで(労働の場と地域の結社的結合;世紀転換期のフェミニスト・ネットワーク ほか)
第4章 政治経済の動力としての結社的結合(結社としての労働組合;資本主義の発展と経営者諸団体 ほか)
著者等紹介
福井憲彦[フクイノリヒコ]
現在、学習院大学文学部教授
綾部恒雄[アヤベツネオ]
国連ユネスコ企画専門員、九州大学、筑波大学、京都文教大学教授(副学長)、この間スタンフォード大学、ペンシルヴェニア大学、マッギル大学の客員教授などを歴任。城西国際大学人文学部客員教授、筑波大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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