日本語の省略がわかる本―誰が?誰に?何を?

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784625434259
  • NDC分類 815
  • Cコード C3081

出版社内容情報

日本語指導者や外国人学習者向けに日本語の特徴「省略」を解説。どんな言葉をどれくらい省略すれば自然な表現になるかが学べる。

目次

日本の省略の文化(省略って何?;なぜ日本語には省略が多い?―文化的背景)
日本語の省略の文法(基礎学習;語いの制約;文の制約;文章の制約;省略の順序の制約)
付録

著者等紹介

成山重子[ナリヤマシゲコ]
メルボルン大学博士号取得言語学博士。メルボルン大学アジア研究課准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こたろう

2
日本語は英語と比較すると、言葉の省略が多いという内容。日本語の文章とその英訳が載っている。日本語を学習している人向けという構成。日本人が読むと当然と思う文章でも、どこに注意点があるのかがわかるので、日本人も読むと新しい発見があるかと思う。また、大まかなルールはあるが、当然のように例外パターンもあるので、言語の奥深さを感じさせてくれる。2022/05/13

satochan

0
どうして日本語には主語がないことが多いんだろう、と英語を習ったときに考えたことがある。本書はどういうときに省略できるのかがわかる。動詞をみただけで、誰が誰に言ったのかわかるものは省略できるなど、言葉の中に別の意味を含んでいる動詞が多いと気付く。練習問題などを見ていると、誰がを実に多く省略していることが見てとれると思う。英語でも書かれているので、英語圏の人が読んでもわかるようになっていると思われる。英語で解説もできるかもしれない。言葉に制約が多いってすごくいいことなんだなと思った。「は」と「が」もわかる。2012/08/10

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