出版社内容情報
〔「自由主義史観」と日本軍「慰安婦」問題〕「国民基金」政策に次いで登場してきた「自由主義史観」。「慰安婦」問題をめぐる90~97年の働きを検証し、性暴力の視点から戦争責任を問う。
内容説明
反「慰安婦」キャンペーンはセカンド・レイプにほかならない。「国民基金」政策に次いで高まってきた反「慰安婦」キャンペーン。さらに「自由主義史観」の登場…。「慰安婦」問題をめぐる’90~’97年の動きを跡づけ、性暴力の視点から戦争責任を問う。
目次
序章 性と侵略―『福岡日日新聞』『門司新報』にみる「からゆき像」
第1章 「自由主義史観」批判
第2章 日本軍「慰安婦」問題の現在
終章 戦争責任とジェンダー―「国民基金」を主に