出版社内容情報
ヴォルフガング・シュルフター[ヴォルフガング シュルフター]
著・文・その他
折原 浩[オリハラ ヒロシ]
著・文・その他
鈴木 宗徳[スズキ ムネノリ]
翻訳
内容説明
本書は、『ケルン社会学・社会心理学雑誌K¨olner Zeitschrift f¨ur Soziologie und Sozialpsychologie』に掲載された四論文を邦語に訳出し、著者のひとり折原の新稿一篇を加えて、一書としたものである。
目次
1 マックス・ヴェーバー『経済と社会』の再構成への基礎づけ―初版「2‐3部」における参照指示の信憑性
2 マックス・ヴェーバーの『社会経済学綱要』寄稿―編纂問題と編纂戦略
3 マックス・ヴェーバーの『社会経済学綱要』寄稿―ひとつに統合された全体としての戦前草稿
4 「単頭」か「双頭」か―これこそがここでの問題である―折原宏へのリプライ
5 「双頭の五肢体部分」は容認できるか―シュルフター・リプライへの反論
著者等紹介
シュルフター,ヴォルフガング[Schluchter,Wolfgang]
1938年生。現在、エアフルト大学・ハイデルベルク大学教授。主著に『近代合理主義の成立』(嘉目克彦訳、1979、未来社)『現世支配の合理主義』(米沢和彦・嘉目克彦訳、1980、未来社)『ヴェーバーの再検討』(河上倫逸編、1990、風行社)『信念倫理と責任倫理』(嘉目克彦訳、1996、風行社)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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