ホスピス医が自宅で夫を看取るとき

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623080885
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

出版社内容情報

地域の在宅死にながく携わってきた著者は、同じく医師である夫の癌宣告を受けて彼のサポートに専念する覚悟を決めた。しかしともに医療の世界で生きる長年連れ添った夫婦であっても、病は温厚だった夫の人格を変え、妻を周囲の生活を混乱させてゆく――。

妻として、医師として、在宅で夫の最期を看取り、深い喪失感から回復途中の心境をていねいに綴った珠玉のエッセイ。これまでの看取りの経験を振り返りつつ、患者家族の当事者となって知る哀しみと、現実をみつめるなかで見出した希望を、前向きな筆致で語る。

内容説明

地域の在宅死にながく携わってきた著者は、同じく医師である夫の癌宣告を受けて彼のサポートに専念する覚悟を決めた。しかしともに医療の世界で生きる長年連れ添った夫婦であっても、病は温厚だった夫の人格を変え、妻を周囲の生活を混乱させてゆく―。妻として、医師として、在宅で夫の最期を看取り、深い喪失感から回復途中の心境をていねいに綴った珠玉のエッセイ。これまでの看取りの経験を振り返りつつ、患者家族の当事者となって知る哀しみと、現実をみつめるなかで見出した希望を、前向きな筆致で描く。

目次

第1章 医者である夫の発病
第2章 再発、そして別れの準備
第3章 病気は人を変える
第4章 家族の感謝の言葉に包まれて
第5章 さまざまな逝き方がある
第6章 哀しみの回復途中

著者等紹介

玉地任子[タマチヒデコ]
1944年栃木県宇都宮市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業後、精神病院勤務。聖隷三方原病院での研修を経て、1992~1994年横浜甦生病院ホスピス病棟長。1994~2012年神奈川県厚木市にて末期がん患者の在宅医療を支援する「ゆめクリニック」院長。現在、横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニック顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kanki

14
専門家でも家族への対応は難しい。見慣れた景色も、別世界になり哀しく見える。2023/07/04

okatake

4
夫婦、子息も医者である一家。著者は、精神科医からホスピス病棟、そして在宅医療へと歩みを進めてきた。夫も医師でありながら、著者の仕事を支えてきた。そして、自分の在宅診療所の最後の患者は夫であった。 当時者であるか否か。著者は富士山で例えているが、どこから富士山を見るか、見ているのか登っているのかでも違います。立ち位置により、大きく異なるのです。 両者を経験した著者ならではです。 2017/11/19

Go Extreme

3
医者である夫の発病: 在宅ホスピス医への道 神が与えた試練なのか 越えられない溝 淡々と手術室へ 生きて戻れた! 再発、そして別れの準備: 別れの予感を抑えながら どう気分転換をするか 何を見ても全部が哀しくて 音楽には魂、そして力がある 「余命」という残酷な言葉 病気は人を変える: なぜ余命を告げるのか すぐそこに迫ってきた死 痛みは心と連動する 家族の感謝の言葉に包まれて: 患者家族になってはじめて分かること さまざまな逝き方がある 哀しみの回復途中: 自分らしい生活を目標に 人に支えられて2022/07/05

ゆうぴょん

2
仕事柄なのか、ついつい読んでしまうターミナルケアの本。医師であればこその、ターミナルケアの本というよりは(もちろん知識レベルは専門職だけど)家族としての視点で書かれている。いくら医療者でも家族の介護は普通の人と変わりなく悩み深きものなんだなと改めて思う。2018/08/04

OHモリ

2
●自分も在宅でお看取りをする仕事なので読んでみようと思い図書館本。著者の玉地さんはなんと自分の出身大学の先輩だった!●在宅ホスピスを実践していた医師である著者が、進行胃癌に侵された夫との悪戦苦闘の日々、診断から治療、再発、終末期、そして死亡後のグリーフケアまでをたぶん正直に書いた記録。 ●医者は患者から学ぶ●末期患者を診てきた医者でも自分の夫となると動揺するしせん妄や昼夜逆転に疲れてイライラ、亡くなった後の悲嘆もある●クリニックを閉めてまた新たな門出に向かった先輩を応援したと思った。2018/03/29

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