内容説明
環境、経済だけでなく社会や教育問題も含めてトータルな持続可能性を統計的に追求する。
目次
第1章 福祉基準から半日社会へ―ある統計学者の回顧(生活の質と福祉基準―1970年代;環境サテライトシステムのための礎石―1980年代 ほか)
第2章 貨幣、物的及び時間産業連関表―経済・環境・社会統合報告(「時間」に投影された経済;経済的新陳代謝 ほか)
第3章 子供のための時間―子供・青少年の世話と教育(構想;計算の基礎とその方法 ほか)
第4章 社会・経済的産業連関計算(社会・経済的産業連関表;結論)
第5章 持続可能な社会への2つの道(警告:困難な道程;希望:持続可能性の魔法の円盤 ほか)
著者等紹介
シュターマー,カールステン[シュターマー,カールステン][Stahmer,Carsten]
1942年Berlinに生まれる。1962~64年T¨ubingen大学(歴史・経済学を専攻)。1964~68年G¨ottingen大学及びN¨urnberg大学にて経済学専攻。1968~73年Heidelberg大学経済学部助手。1972年博士号取得(指導教授:Prof.Dr.C.C.von Weizs¨acker)。1973年~連邦統計局・国民経済計算課。1982年~産業連関・資産勘定・サテライトシステム部門主幹。1989~92年国連統計局勤務、『環境・経済統合計算』助言者。1992~98年“Review of Income and Wealth”誌編集委員。1993~2003年Heidelberg大学非常勤教授。2001~04年社会・経済報告システムプロジェクト主幹。2005年連邦統計局を退職、Bielefeld大学客員教授
良永康平[ヨシナガコウヘイ]
関西大学経済学部教授、経済学博士。1957年福岡生まれ。1981年一橋大学経済学部卒業。86年同大学院単位取得退学後、関西大学専任講師・助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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